樹々のプロフィール

top02_01top03_02top02_03

 

クロガネモチ 将門塚(東京都千代田区)
pto01_01 モチノキ科/常緑広葉樹(高木)
葉は光沢があり濃緑色で、若枝や葉柄が赤紫色。
雌木には11月頃に実が赤く熟す。雌雄異株。写真は、東京都千代田区大手町にある平将門塚のクロガネモチである。
昭和52年頃、塚の整備のため当社の圃場から移植された。将門塚には手をつけるとたたりがあるとの言い伝えがあり、移植に際しては地面にお神酒をあげ、作業と関係者の無事を祈ったという。しかし、日曜日に指定されたその日は、雷と大雨が降る中の作業となった。今、ビル街の一角で塚を守るように、濃い緑の枝葉が覆っている。
pto01_02
pagetop
イヌシデ 八王子ニュータウン(東京都八王子市)
pto02_01 カバノキ科/落葉広葉樹(高木)
花は雌雄同株。4~5月、葉の展開と同時に開花。黄褐色の穂状の花(雄花)が垂れ下がる。山地や丘陵の雑木林に多く見られるが、公園・緑地、庭園などに景観樹、緑陰樹として植栽される。樹肌に白い模様が目立つ特徴があり、春の新緑、秋に黄葉が楽しめる。
写真は、八王子ニュータウンの造成地に自生していたイヌシデの大木を公園計画地に移植して保存した例である。移植には専用の重機を用い、根元の土と一緒にそこに生えていた草花や土中の種も含めて生態として移され、保存された。
pto02_02
PAGE TOP
イチョウ 靖国通り(東京都千代田区)
pto03_01 イチョウ科/落葉広葉樹(高木)
雌雄別株。種子は銀杏(ギンナン)と呼ばれる。10~11月に熟すと外種皮は黄色くなり、悪臭がする。東京都、神奈川県、大阪府の木に指定され、街路樹、公園樹などに多く植栽されている。樹齢が長く巨大木になる。春の新緑、秋の黄葉ともすばらしい。
全景写真は、東京都千代田区靖国通りのイチョウ並木である。都営地下鉄工事のため当社の圃場に数年間仮植され、戻されたものである。イチョウは一般に移植が容易とされているが、大木のこのイチョウも2度の移植に耐えて元気に生育している。
pto03_02
pto03_03 精子発見のイチョウ

写真は東京小石川植物園の精子発見のイチョウである。
『1896(明治29)年平瀬作五郎はこの雌の木から採取した若い種子において精子を発見した。それまで種子植物はすべて花粉管が伸長し造卵器に達して受精するものとおもわれていたので、この発見は世界の学会に大きな反響を起こした。』(現地説明版より)
PAGE TOP
ケヤキ 多摩中央公園 / 国際フォーラム
pto04_01 ニレ科/落葉広葉樹(高木)
ケヤキの名は、際だって優れている木という意味の「けやけき木」からついた。材は木目が美しく建築材、家具、漆器などに利用。ケヤキは日本の代表的な落葉高木のひとつ。まっすぐな幹から扇を開いたように枝を広げた姿が美しく、公園、街路樹、団地などによく植えられ親しまれている。
写真左は、多摩中央公園のシンボルツリー。当社圃場から選ばれた。右は東京国際フォーラムの植栽当時の姿である。建物デザインに合わせ、高木で樹形の揃った材料の調達、人工地盤上での植栽基盤づくりなどに労力を注いだ。
pto04_02
PAGE TOP
ソメイヨシノ 千鳥ヶ淵(東京都千代田区)
pto05_01 バラ科/落葉広葉樹(高木)
エドヒガンとオオシマザクラの雑種とされている。
成長が早く、サクラ類の中では比較的樹齢が短い。日本を代表する花木。北海道から九州までの公園、堤防、団地などに広く植えられ、各地に名所が多い。開花予測、サクラ前線、花見は日本人共通の重要な話題。
写真は、東京サクラの名所のひとつ、千鳥ヶ淵。ソメイヨシノが植栽されたのは昭和25年千代田区役所による。現在の樹齢は60年弱。当社は、サクラの足元、千鳥ヶ淵緑道整備工事を行った。
pto05_02
PAGE TOP
ヤマボウシ 当社屋前
pto06_01 ミズキ科/落葉広葉樹(高木)
ハナミズキに近縁で、花や葉はよく似ている。
夏場の乾燥に注意が必要である。6~7月頃、葉の展開後十字形の花(総苞)が咲く。花、実、紅葉が楽しめ、公園、街路樹、建物周りの花木として植栽される。
写真は、当社の圃場でコンテナ仕様により育成した赤花のヤマボウシである。例年花の時期に合わせて社屋玄関に置かれる。コンテナ仕様樹木は移動が自由で人工地盤の上や暫定的な用途の拡大が期待される。
pto06_02
PAGE TOP
コブシ 北の丸公園(東京都千代田区)
pto07_01 モクレン科/落葉広葉樹(高木)
コブシの名は集合果が握りこぶしに似ていることによる。花木の中では、最も大径木となる。早春、他の樹木に先立ち、葉が展開する前に白い花が樹冠全体を覆うように咲く。公園、建物周り、街路樹などに植栽される。
写真は、東京北の丸公園の黄葉し始めたコブシで、よく見ると葉の間に来春の花芽が膨らみ、長い軟毛におおわれている。
当社は、昭和42年(1967)北の丸公園植栽工事に参画し、その後の生育を見守っている。
pto07_02
PAGE TOP
クロマツ 皇居前広場(東京都千代田区)
pto08_01 マツ科/常緑針葉樹(高木)
樹皮は黒っぽく、老木になると亀甲状に割れる。
アカマツより葉が太く、荒々しい感じがする。日本の原風景を構成するマツが、マツノザイセンチュウによるとされる枯死が広がっている中で、緑濃い元気なマツを見るとほっとする。クロマツは、耐潮性に極めて優れ、埋立地や海岸線の高木、屋敷の防風林(築地松)、公園、庭園、工場、緩衝樹などに植栽される。
写真は、皇居前広場のクロマツ。当社は3ヵ年にわたり100本以上の補植工事を行った。在来から植えられていたものと調和する樹形が求められ、仕立形と自然形の中間的な樹形のクロマツを探しまわり調達した。水はけを考慮し、山砂を入れ高目に植えられた。
pto08_02
PAGE TOP
クスノキ 多摩NT中央駅前(東京都多摩市)
pto09_01 クスノキ科/常緑広葉樹(高木)
ロウ細工のようなかわいらしい花。実は黒紫色に熟し、表面は光沢がある。樹皮と葉に樟脳の香りがある。成木は球形の樹形をつくる。葉は光沢があり、春に新葉が展開すると落葉する。大径木として公園、街路樹、神社、大型の建物廻りに多く植栽される。
写真は、多摩ニュータウン中央駅前通り。クスノキの大半は当社が植栽工事を担った。樹の高さ、左右のバランスを揃えるため、生産地の熊本、当社圃場その他より厳選された。
pto09_02
PAGE TOP
トチノキ 広池学園(千葉県柏市)
pto10_01 トチノキ科/落葉広葉樹(高木)
同科にアカバナトチノキ(濃い赤色の花)、ベニバナトチノキ(淡いピンク色の花)、セイヨウトチノキ(別名マロニエ・赤みがさした白色の花)がある。樹形は球形で、枝が太い。葉は5~7枚の掌状複葉で、ホウノキの葉に似る。5~6月頃、枝先にろうそくを立てたような白い花序を付け、秋に栗に似た大きな実を付ける。大きな葉、花、実のいずれも特徴的。公園、庭園、街路樹などに植栽される。
全景写真及び右上はアカバナトチノキ、右下はセイヨウトチノキ。(柏市広池学園)
pto10_03

pto10_02
PAGE TOP
ユリノキ 多摩NT(東京都多摩市)
pto11_01 モクレン科/落葉広葉樹(高木)
花の形からチューリップツリー、葉の形が半纏に似ていることからハンテンボクの別名を持つ。北アメリカ原産で、明治初期に渡来し、各地の公園、街路樹、庭園、工場などに植栽されている。直幹で大木になる。葉ははんてんに似た形。秋に黄葉する。5~6月に枝先にチューリップのような形の花を付ける。写真左は多摩ニュータウンの歩行者専用道路並木、右は小石川植物園の大木。
pto11_02
PAGE TOP
エゴノキ 多摩中央公園(東京都多摩市)
pto12_01 エゴノキ科/落葉広葉樹(小高木)
ベニバナエゴノキは、わが国で作出されたエゴノキの一変種。雑木林でごくふつうに見られる代表的な花木で、単幹または株立ちとして公園、庭園、建物周りなどに利用される。5~6月頃、新枝の先に白色の花が垂れ下がって咲く。秋に球形のかわいらしい実をたくさんつける。果皮は有毒だが、固い殻に包まれた種子はヤマガラの好物である。全景写真は多摩中央公園。
pto12_02
PAGE TOP
ハクウンボク 北の丸公園(東京都千代田区)
pto13_01 エゴノキ科/落葉広葉樹(小高木)
白い花が群がって咲く様子を白雲に見立てハクウンボクの名がつけられた。濃緑色で丸みのある大きな葉が目立ち、秋に黄葉する。5~6月頃、白い花が枝先から垂れ下がり房状に咲く。優美さと気品を兼ね備え、数ある樹木のなかでもトップクラスの美しい花と言われる。秋にエゴノキよりひとまわり大きな実をつける。
写真は東京北の丸公園。
pto13_02
PAGE TOP
エンジュ 内堀通り(東京都千代田区)
pto14_01 マメ科/落葉広葉樹(高木)
成長が早く、直根性で強風に強く、乾燥にも耐える。中国原産で古くから庭木、公園、街路樹として植栽されている。東京都では昭和50年代に公園樹として多く植栽された。葉は羽状複葉で秋に黄葉する。花は7~8月頃円錐花序に黄白色で蝶形花を樹冠いっぱいにつける。実は写真のとおり、豆果で数珠状にくびれる。写真は東京内堀通り、高層ビル街にも調和している。
pto14_02
PAGE TOP
タイサンボク 北の丸公園
pto15_01 モクレン科/常緑広葉樹(高木)
別名ハクレンボク。日本でタイサンボクと呼ばれているものの多くはホソバタイサンボクであるという。北アメリカ原産。公園、庭木、街路樹などに植栽される。樹形は球形で端正な姿。光沢のある濃緑色の大きな葉が密生し、緑のボリューム感がある。5~6月頃、枝先に芳香のある大きな白い花をつける。全景写真は東京北の丸公園。右は9月上旬の未熟な果実。
pto15_02
PAGE TOP
コムラサキ 北の丸公園
pto16_01 クマツヅラ科/落葉広葉樹(低木)
ムラサキシキブとして植えられているもののほとんどはコムラサキシキブ。白実の品種がある。庭園、公園・緑地、添景樹、根締などに植栽される。枝は細長く伸びて紫色を帯び、横に広がって先が下垂する。6~7月頃、淡い紫色の小さな花を付け、9~11月頃、3mmほどの球形で紫色の実を密につける。野鳥の食餌木となる。写真は東京北の丸公園。
pto16_02

コメントは受け付けていません。