伝統的な移植工法“立曳き”の実施!!

本日、谷中墓地内におきまして、想定重量70トンのタブノキの移植を人力だけで行う“立曳き”と呼ばれる伝統工法を用いて行いました。

本工事は、東京都から発注された工事であり、明治の実業界の立役者である渋沢栄一の墓地内にある巨木を、最終的には約20mほど手前に移動するというものです。

現地は、スペースが狭く大型クレーンなどを使うことはできません。しかも、樹木に与える悪影響を最小限に抑えるためには、この“立曳き”工法が最も適していると判断されたものです。

“神楽算(カグラサン)”と呼ばれるワイヤーの人力巻き上げ機には、女性職員も半纏を着て参加し、大きな掛け声とともに神楽算を押してぐるぐると回っていました。

また、近所の方や東京都の職員の方々、東京芸術大学教授やコンサルタントの方々などたくさんの方々の見学をいただき、作業する人間を含めますと100名以上になりました。

今回は、工程の関係から二度に分けて樹木を曳かざるを得ませんでしたので、19日(木)に再度曳く予定です。樹が動き始めると枝にとまっていたムクドリが驚いて鳴き声を上げていましたが、樹木も鳥たちにも早く落ち着かせてやりたいと願っております。

なお、“立曳き”工法の詳細をお知りになりたい方は、個別技術の紹介のページも併せてご覧ください。立曳き工法はここをクリック

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