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浜離宮恩賜庭園 石積修復工事(02)

浜離宮恩賜庭園は旧築地市場付近に位置し、東京湾に隣接する都立庭園で特別名勝・特別史跡に指定されています。
江戸時代に、江戸幕府4代将軍・徳川家綱の弟で甲府藩主の徳川綱重が海を埋め立てて造成しました。

護岸の石積はコンクリートで固めることなく、伝統工法である空積みによって施工されており、安山岩(新小松石)が多く使われています。
経年による劣化によって崩れたり歪みが目立つようになった箇所について、渇水期に河川を締め切って埋蔵文化財調査を行いながら解体から積み直しの修復を行いました。

工事概要
所在地:東京都中央区
発注者:東京都建設局 / 東部公園緑地事務所
竣工年月:2021年5月  施工日数:6ヵ月
受注金額:1億円



before
after
before
after

施工中の様子

下段部を修復しています。

長方形状の石は本小松石です。
石積を安定させるために、こうした形状の石が用いられたと考えられています。

中間段を施工しています。

中間段を施工しています。

割栗石を敷設

割栗石をしっかりとかみ合わせながら敷き詰めていきます。
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